「もっといい会社にしよ!」の意味
こんにちは!マネジメントコーチの堀井です。
アクセスありがとうございます。
ボクは、このブログで20歳~40歳の若手経営者に向けて「もっといい会社にするためのヒント」を発信していますが、その「基本的な考え方」をこの記事でまとめています。それぞれの個別記事をご覧いただく前に、まずはご一読ください。
そして、もしあなたの心に響くことがあれば、ぜひ「ブログの常連さん」になってください。
「もっといい会社」にするためには「もっといい経営者」になればいい
いきなり「結論」ですが、どんな会社でも社長が「もっといい経営者」になれば「もっといい会社」になります。
経営者が「今のまま」であれば、会社も「今のまま」です。経営者が「今のまま」なのに会社だけが「いい会社」になることはありません。仮に「いい会社」になったとしても、それは一時的なことであり、長続きすることはありません。どこかで必ず「歪」の揺り戻しがあります。
「もっといい会社にしたい!」と思うより「もっといい経営者になりたい!」と思う方が何倍も「いい会社」の実現確率が上がります。
「いい会社」とは、関わる人々が幸福な会社
そもそも「いい会社」って何か?ですが、ボクは「関わる人々が幸福な会社」と定義しています。逆に言うと「関わる誰かが不幸な会社」は「アカン会社」です。
誰かが犠牲になってたり、余計な負担を抱えていたり、あるいは、理不尽なことを我慢していたり・・・会社が原因で、そのような幸福でない人が社内外にいるようであれば、それは「いい会社」ではありません。
会社に関わる人で代表的なのは、
- 取引先のグループ:お客さんを含む取引先さん
- 社員さんのグループ:社員さんと、その家族や大切な人
- 経営者のグループ:経営者自身の家族や大切な人
これらの3つのグループの人たちです。(ボクは、これを「3Gマネジメント」と言ってます。)
例えば、休日出勤や残業続きでなかなか家族との時間が持てない社員さんがいるとします。その社員さん本人も大変だと思いますが、お家で待っている子供たちが寂しい思いをしているかもしれません。この状態は「アカン」のです。
また、中小企業によくあるのは、経営者本人です。24時間365日、仕事で頭がいっぱい、家族のことまで気が回らず・・・みたいな経営者。かつて、ボクもその一人でした・・・。家族は喜んであなたの会社経営を応援してくれているように見えるかもしれませんが、本音は違うかもしれません。
このような「家族や大切な人たち」も含めて「いい会社のおかげで幸せやわ~」って評価されるような「関わる人々が幸福な会社」はとても「いい会社」だと思うのです。
とはいえ・・・現実は、いろいろ大変です・・・。
経営者はもちろん、社員さんも、取引先さんも、それぞれムリが必要なときもあるし、ガマンしなければならないこともあるのが多くの現実です。
しかし、そのような現実を「当然」とか「しゃーないこと(仕方がないこと)」とスルーするのではなく「この状態はアカンのや!」と認識し、少しずつでもいいので「もっといい会社しょ!」というのがボクの考えです。
「いい会社」にするのは「いいチーム」
そんな、関わる人々がもっと幸福感を感じれるような「もっといい会社」にするのは、経営者とその社内外の仲間です。経営者をリーダーとする社員さんや取引先さんで構成される仲間、つまり「チーム」です。
この「チーム」が「もっといいチーム」に成長すれば「もっといい会社」になります。
つまり「もっといいチーム」にすることが「もっといい会社」にする唯一の手段なのです。
この「いいチーム」は、スポーツなら「いい監督・コーチ」×「いいプレーヤー」であり、会社もまったく同じです。監督がどれだけ素晴らしくても、プレーヤーがイマイチだったら、勝てないし、反対に、どれだけいいプレーヤーを揃えても監督やコーチがイマイチだったら、同じです。
この「いいプレーヤー」を採用し、育成するのは監督やコーチの仕事であり役割です。残念ながらプレーヤーは勝手に成長し続けることはありません。監督やコーチがプレーヤーの成長を支援し、モチベーションを高め続けることで勝てる「いいチーム」に成長していきます。
「いいチーム」には「いいプレーヤー」が必要ですが、この「いいプレーヤー」を採用し、育成するのは「いい監督・いいコーチ」なのですが、そのために必要なのは「リーダースキル」です。
「チーム・プレーヤー」を活かすも殺すも「リーダー」次第です。つまり「いいチーム」のための「いいプレーヤー」を採用し、育成し、そして活かすのは「いいリーダー」なのです。「もっといい会社」にするために、経営者は「いいリーダー」になればいいのです。
「もっといいリーダー」になるために必要なのが、このブログの基本コンセプトである「Mind-Skill-Condition=心技体」に他なりません。
「いいリーダー」の「Mind-Skill-Condition=心技体」
チームを成長させるために、リーダーとしてパフォーマンスを高める必要があります。「リーダーのパフォーマンス」と「チームのパフォーマンス」は密接にリンクしています。パフォーマンスが高い「いいリーダー」をよく観察すると共通して「心技体」が整っています。
「心技体」とは・・・
- 心:Mind:正しい心がけ
- 技:Skill:マネジメント実務のスキル
- 体:Condition:健全な心身
・・・であり、これら3つの要素のいずれが欠けても、リーダーとしてのパフォーマンスはあがりません。
「まちがった心がけ」「不十分なスキル」「不健全な心身」・・・クドイ説明はいらないですよね。心技体が不足しているリーダーは、十分なパフォーマンスを発揮することができず、その結果、チームメンバーのモチベーションは上がりません。つまり、チーム自体が成長しないのです。
考えれば「当たり前」のことですが「言うは易く行うは難し」。
「心技体」3拍子揃ったリーダーは多くありません。こんなエラそうに説いているボクも怪しいところが多々あります。しかし「現実はそんなもんだ」と思考停止すると成長進化は止まってしまいます。2022年に還暦引退したボクもまだまだ至らん点がありますが、あきらめてはいません。「もっといいリーダー」になるため「死ぬまで勉強!」です(笑)。
「いい経営者」になるための3つの想い
ここまでをまとめましょう。
- 「いい会社」にするのは「いいチーム」
- 「いいチーム」にするのは「いいリーダー」
- 「いいリーダー」の要件は「心技体」
さて、ここまでは「理屈」です。
さらに、この「理屈」を「現実」のものにするために「3つの本音本気の想い」が必要です。
「もっといい経営者」になるための「前提」です。
その「3つの本音本気の想い」とは・・・
- 「仲間とともに幸せになりたい」という本音本気の想い
そのために - 「もっといい会社にしたい」という本音本気の想い
そのために - 「もっといい経営者になりたい」という本音本気の想い
もし、あなたにこの「3つの本音本気の想い」があるなら、かなり高い確率で「もっといい経営者」となり「もっといい会社」に成長進化します。「本音本気の想い」が「仲間からの支持」を集めるからです。
これはタテマエや形式ごとではありません。逆も真なりです。
- 仲間とともに幸せになりたいかなあ?
- もっといい会社にしたいかなあ?
- もっといい経営者になりたいかなあ?
このように「想いが弱いリーダー」あるいは「タテマエのリーダー」に「いい人」は集まってきません。むしろ「るいとも」であり「想いが弱い人」や「タテマエな人」が集まります。そのようなチームのパフォーマンスには限界があります。だから、なかなか「いい会社」にならないのです。
まとめ
さて、どうですか?
関わるみんなが幸福になる「いい会社」。
「もっといい会社」にするためには「もっといい経営者」になればいいのです。
「もっといい経営者」とは「もっといいリーダー」です。
「もっといいリーダー」になると「もっといいチーム」になります。
この「いいチーム」が「いい会社」を作ります。
是非、あなたも・・・
- 「心技体」を高め
- 「もっといいリーダー」=「もっといい経営者」になって
- 「いい仲間」=「いいチーム」とともに
「もっといい会社」にしてください!
ボクは「もっといい会社にしたい!」と本音本気で想っているあなたにヒントを発信し続けます!
もし、あなたに「本音本気の想い」があるなら、まずは下記の「心技体」から読んでみてください。